6月25日 今朝の嵐のような低気圧の雨風に夢の庭は幻のようです
梅雨の中でのオープンガーデンは毎年雨と風の試練続きです
今年も雨続きの合間を縫ってオープンしてきました
幸い風の影響が少なく草花は自立してバラと競って咲き
蕾の多いバラたちは雨にもめげず次々咲き続けてきました
今は散る花との競争で、二人では手に負えなくなりました
散る桜に美を見出す日本人の風流ではないですが
満開の赤白ピンクのバラと草花に囲まれ頭上から散るバラの花びらの中にたたずむと
香りと色の夢幻の世界に入ったような不思議な感じになります
言葉が出ない、とじっと佇む人
おいでになった多くの方から、見たことがない 夢の中のよう
と感想を述べてくれます 汚れたところに目をつぶって
一時の夢あるいは幻想の様です
桜の花と同じにあの華やかさは一瞬のものでした
心の中に残っている残影として みてくれた方々に引き継がれています
今日も明日ももう同じ景色はありません
何とか修復作業で 咲き続け咲き出す花たちをいつくしんでいきたい
花たちに頑張れと水を切り倒れた花は起こしてあげたいと思います
そんな庭にも私達は愛着があります
霧雨の中の満開のバラ ポールズヒマラヤンムスク