花のある暮らし



カテゴリ:春への前奏曲( 11 )


うたかたの大雪は春の証し

3月29日 春のぼた雪のなか車で走ると道が見えなくなります

 未明までの雪は15センチは積もったでしょうか
ぼた雪は積もるのが早い 雪の用意をしていない車は待つしかありません
朝日の頃の富士は裾野まで真っ白 木々の枝も銀光り
それが昼過ぎにはうたかたのように消えています

 庭では雪解けと共に水仙やチューリップの若葉はぐんと伸び
ジギタリスや勿忘草も冬越ししたよれよれの株は新芽が大きくなって生き生き
草の枯れ茎を引っ張ると新根と新芽が顔を出します
落ち枝枯れ茎落ち葉を除きながら
ノラニンジンやオルレアやマツムシソウなどの冬越しした株を確かめます

 この時期から芝の手入れが問題です
ノシバはスズメノカタビラに相性がいいらしくすぐ生えてきて
2~3年で主役交代になってしまいます さらに冬のコケにやられて枯れてしまいます
その点西洋芝はコケにもカタビラにも強く冬も緑ですが種類が分かりません
混合種を撒いて繊細な種だけ残した株です
夏場さえないのとチドメ草に弱いのが難点ですが長年楽しめます
今年はノシバや高麗芝はやめて 西洋芝でいこうかと思案しています

 バラの覆いやマルティングをはずすと赤い芽が膨らみ根元も充実していて
ここから花枝を伸ばし花が付いてくれると思うとわくわくします
今年もバラとの絶え間のない付き合いの始まりです

 あるがままの山野草の庭がよかった 自然の風合いが随分失われた
と自分に言いながら庭の手入れをしています


白富士
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春のアレンジ
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福寿草
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by mfthirano | 2016-03-30 03:32 | 春への前奏曲

今年もオープンガーデンを目指して

2月29日 この日がある年はオリンピックイヤーです

 いよいよ山中の生活に戻ろうかという日に 北風は寒くて
何も手が付けられず ストーブで沸かすお湯で湯たんぽです
桃の節句から寒さが緩むようで 庭はそれからです

 12月 クロアチアのプリトヴィツェ湖はもう紅葉は終わって
厳しい冬の装いで 山中湖の冬と同じように
木々は凍った雪の重みで小枝が折れ大枝は垂れ下がり
木肌は寒風に当たって荒れ 枯れたようになって佇んでいます
国全体が石灰岩 その岩の割れ目に根を伸ばし何百年も
生き続けてここまで成長して森をつくってきた様子が垣間見れます
青木ヶ原の樹海と同じ根っこと木枝の様相です

 湖畔の陽だまりに見つけたのです 24日のクリスマスローズを!
山中湖のうちの庭に咲いていたクリスマスローズ(ニゲル)の本籍です
皆でわいわい写真を取り合いました (12月のブログの写真です)

 夏の陽のもとの青い空と海というわけにはいきませんでしたが
ドブロブニクの城塞には何千年の争乱を刻みながら
何事もなかったようにオレンジの甍に包まれる美しさに感動しました

 ソレント2泊してカプリ島とアマルフィー海岸です
百mはある切り立った崖と何千年と続く人々の営み
ローマ皇帝の別荘ともなったカプリ島の空中の町

断崖絶壁とはこれだと言うようなところに切り開かれたくねくねの道
小型車しかすれ違えない細い道をぐいぐい進むマイクロバス
上も下も見られません 衝突したら一巻の終わりです タダ前を見て
くぼんだわずかの地にへばりつくように立つ明るい建物と町
箱を積み重ねたような斜面の町に人々の営みが垣間見れます
繁栄したアマルフィーと海賊に襲われた時の崖の上の町フローレ
船での夜景を是非見たいなどと夢想します

楽しい旅でしたが体調を崩して一月いっぱい静養です

 一月末から14万トンの船で西地中海クルーズです
海から見る朝夕の港の町並み とりわけマルタの要塞バレッタをぜひ
というわけでクルーズに参加しました
それは塩野七生さんの「ローマ後の地中海世界」を読んだからです
パレルモ バレッタ バロセルナ マルセーユ ジェノバ チビタベッキア
どの港もこの本に生き生きと活躍しているところが描かれ
観光の手引きになりました

 もう遠いところまでいけるのはこれが最後と思いながら行って
すばらしい思い出と活力をもらいました
今年もオープンガーデンが出来る喜びを味わっています


庭の花枝を使ったアレンジ
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春の花のアレンジ
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今日の富士
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by mfthirano | 2016-02-29 22:44 | 春への前奏曲

寒さ暑さも彼岸まで

3月25日 やっと朝の寒さも緩みだしました

 昨日まで早朝は-5~-8℃の日々でしたがお彼岸を過ぎて寒さも一段落
空気が温むと体がもぞもぞと動き出し ちじまっていたやる気も湧き出します
でんと構える白富士に向かって“やるぞ”と叫びたいです

 南面の雪の解けた庭に福寿草が咲きクレマチスの花芽が顔を出しました
大雪でボキボキ折れたアシビや 猫柳の残った枝にふっくらと花が咲き
春一番に咲くマンサクは満開を過ぎています

 雪解けと共に現れる大雪の被害は思った以上に広く深く
低い木々やシュラブやブッシュのバラが圧しつぶされ
枝がもげたり複雑に折れたり裂け割れたり 無残です
長く折れた枝のいくつもの山を見ると又今年もかと、挫折感に襲われます
剪定の機会と思い直したり新芽に期待して気を取り直しています

 鹿の足跡が見られません
雪に閉じ込められ飢えと寒さで淘汰されたのかと気に掛かります
泰然としている富士もいつかは火を噴く 自然の大きな力を感じます


  ビダマイヤーのグルーピングというフラワーアレンジの課題
  に取り組んだ成果です
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ミスミソウ
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福寿草
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by mfthirano | 2014-03-25 08:55 | 春への前奏曲

原発の危うさと必ず来る春

3月29日 被災された方々にお見舞いいたします

 家族や身内の方ともども被災して、行方不明の数にも入らない
二万人もの方がまだ暗闇を彷徨っていると思うと 心が塞がります

 今年はまたいつになく寒さが残り被災した方々にのしかかっています
原発も政府と学者達の「安全」観測が次々裏切られ
悪い数値と悪い結果へと次々進んで 水蒸気爆発を運良く避けられるかどうか
の瀬戸際に来て 口をつぐんで成り行きに構えています
800名もの方も命がけの戦いに敬意を表します

 ひっそりと 信号のつかない、車も走らないゴーストタウンの街
お客もなく電気も消えた店や宿では仕事もなく食べていけません
山中湖は二〇日も経ってやっと人の動きが出始めています
 
 「高さ12Mの堤防とM8.3の地震」という想定で浜岡原発の防災訓練
でいいのか 目前ではるかに超えた事態なのに
そして「20年以内に50%の確率で起こる東海地震」の確率は
60%に上がっていないのか
予知連絡会の方 私たちは生き延びられるのか
30兆円の被害想定に 20兆円かける防災特需で10兆円の被害に食い止める
決断し実行する人はいないのか(後藤新平のような)
あれこれ思っても多少の振り込みしかできない自分にイライラします

 -10℃~日中3℃の真冬のような日々がやっと緩み
必ず来る春が近づいているのに気が付きます
クロッカス スノードロップ クリスマスローズ スズラン水仙やカタクリなど
咲きだして 枯葉に守られた勿忘草やジギタリスなどの今年の芽が緑づいてきました
耐えて生き延びる 気力を養って春を迎える という
私たちの生きる道を小さな生命が教えてくれています
出来ることから始めて 励ましあって行きたいです


スズラン水仙
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スノードロップ
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福寿草
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クリスマスローズ
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by mfthirano | 2011-03-30 00:11 | 春への前奏曲

花に落ち着く心

3月14日  この間 大震災に茫然自失してしまいました

 いつでも起こりうるといわれ続ける東海地震
それより先に東日本大震災を目の当たりにして
別々におこるものが連動するとどうなるか
事実が明らかになるたびに心身が震え続けています

 東海・東南海・南海地震の連鎖が繰り返された
安政の大震災から150年以上たって
危機はすぐそこに来ているというのです
百数十年ごとに必ず起こっている大震災と大津波

泥沼に埋まっているだろう多くの人の次は自分達かもしれない
政治は何をしているのかと感じます
今日の「広村堤防」が何より必要では と思うのです

 原発・水素爆発・プルサーマル あれやこれやと
’11.3.11が最悪のメモリアルと同時に
“次”の前触れとして身が引き締まります

 火山灰地の上に立つ我が家 液状化で傾くのではと怖くなりました
庭の雪はまだ長靴が埋まってしまう深さです
2~3週遅いマンサクと猫ヤナギの花
雪解けの地際からクレマチスや福寿草の力強い芽
気持ちを落ち着かせてくれます


紅富士
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マンサク
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赤目猫ヤナギ
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福寿草
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クリスマスローズの花芽
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by mfthirano | 2011-03-14 01:13 | 春への前奏曲

春に近づく恵みの雪

2月13日 三連休は日本全国雪に見舞われました

 ここ山中湖でも今年初めての積雪で30CMは積もりました
これで庭の草ぐさも-11~2℃の世界を生き抜けられます

 一月中 日本海側の大雪を少しでもほしいと思うほど
ジギタリスも勿忘草もカサカサに干からび
クリスマスローズも花芽が出ないで このままでは
2月の寒風に耐えられないのではとハラハラしていました

 それでも人間の都合で今年もイタリアに行ってきました
ポンペイ マテーラ アルベロベッロそしてフォロロマーノの遺跡に
そこに生きて死んでいった歴史 人の生きることの何たるかを感じ
憧れのナポリの夜景 ミケランジェロの「最後の審判」の一人一人の顔
オペラ「トスカ」の舞台サンタンジェロ城を胸に刻んできました
メトロポリタンオペラの映像にも虜になってしまったりの日々です

 あえて雪の降りしきる中を 山にたどり着いて
雪かきと薪ストーブの火を眺めて一日を過ごす
降る雪に囲まれて刺しゅうをし 荘子や墨子に思いをはせ
来るべき春を待つほっとするひと時です

 これから何度かの春の雪を期待します


今朝の富士
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雪をかぶった菰巻きのバラ
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伸びたツララ
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孫が自分で作った巣をかける
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by mfthirano | 2011-02-13 02:37 | 春への前奏曲

寒いのも彼岸までといいますが

3月23日 暖かい日々が続き、すっかり気を緩めていますが、大きな戻り寒波が来そうです

 もう冬の装いを解いて、落ち葉を押さえる枝を取り払って
冬の寒さと霜を防いでくれた落ち葉をそっと開けると、次々と新芽花芽が出ています
まさに春の前触れ、荒涼とした庭に春がやってくる喜びのときです

 庭のあちこちで色とりどりのクリスマスローズが花芽を立ち上げ
クロッカス、スノードロップ、雪割草に岩ウチワ、カタクリなどが暖かい陽を受けて咲いています

 春の日長に誘われて庭に出ると、なまっている身体が追いつきません
はやくも腰や肩腕手が痛くなって、もんだりシップしたり、花粉に悩ませられたり・・・
墓参りと孫たちの賑わいで元気をもらって、疲れを癒します

 このまま春かと期待していると、今週一週間も最低気温-6~7℃の戻り寒波とのこと
新芽が出ているバラ、出ていないで冬越しの様子の分からないバラにも
耐えて生き延び花開くための大きな関門に差し掛かっています


1月から咲く原種クリスマスローズ ニゲラ
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クリスマスローズフェチダス
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クロッカス
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スノードロップ
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雪割草
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by mfthirano | 2009-03-23 07:38 | 春への前奏曲

白富士や 逍遥遊(しょうようゆう)す 至楽の地

2月15日 春一番 嵐とともに

 今年は例年より4~5度は暖かい日が続き、-12℃に何回かなったぐらいです
庭の雪は溶け、湖に氷もなく、まるで春が来たようです
福寿草の花が咲きだし、マンサクや猫柳の花が満開になり
クリスマスローズの蕾が立ち上がり、水仙の新芽が地表を盛り上げています
ハコベは落ち葉の上に緑を広げ、ジギタリスもほっとしたように若芽を出しています

 でもまだ4~5回はぶり戻しの寒波と寒風にさらされます
ここでどの草も毎年新芽をやられ、バラの幹も大きくダメージを受けています
今年もじっと寒波と寒風の去る春を待つ日々です

 冬のストーブの炎を見ながらのこころの旅は まさに至楽
真っ白い富士と南アルプス連山の 朝夕の変化を眺めて
何ものにもとらわれない ぶらぶらと彷徨う心の旅
旅行も 映画も演劇も 何よりも
“この地の他なし.この地に遊ぶ”というところです


フラワーアレンジNo.2
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山中湖と富士のすそ野の先に広がる南アルプス連山
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雪の帽子の花たち
 赤芽の猫柳            スキミア                クリスマスローズフェチダス
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マンサク
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福寿草
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by mfthirano | 2009-02-15 12:41 | 春への前奏曲

春の花一番

3月10日  啓蟄も過ぎて季節はやっと春

 雪解けの陽だまりに咲く春一番・福寿草
黄色の花を太陽に向けて大きく広げ、日が落ちると蕾まる
ひとつきは咲き続け大きくたちあがって可愛らしさは薄まるが、今がいい

 まだ夜は-8℃、昼の温もりで雪はどんどん溶け
猫柳やまんさくも咲きだしクリスマスローズの花芽も立ち上がる

 落陽は富士の頂上を過ぎて、富士の右肩の稜線伝いに日に日に降りて
日が長くなるのが手に取るようです

 さあこれから春準備と意気込んで庭に出ては、残雪とぬかるみとに足を取られる
日々ゆるむ日差しに身体がむずむずするようだ


    福寿草
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春雪の中のミツマタ
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      雪をかぶったまんさくの花
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我家からの富士 二題
春の富士山頂のサンセット
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朝日の富士と残月
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by mfthirano | 2008-03-10 06:36 | 春への前奏曲

庭の陽だまりに春の息吹きを見つけて

3月12日 今朝も-8℃と寒い

 昨日の暖かい雨で融けて沈んだ地表が
今朝は5~10CMもの霜柱で又持ち上がっている
朝日にきらりと光り、ニューと伸びた氷の柱をバリバリつぶして歩く 

 クリスマスローズの花はあちこちで凍ったまま咲く
陽だまりの庭にはクロッカスが咲き並び、芝桜もちらほら
雪割草、イワウチワも早春を告げて、この寒さにも凛としている
ヤブラン、カタクリ、ショウジョウバカマの花芽は寒さに首を引っ込めている

 花を求めて待てない人は、鉢花をベランダに出したり入れたりする


鉢植えのクリスマスローズW
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庭先のクリスマスローズ
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下から覗き込んだクリスマスローズ
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南側土手に咲くクロッカス
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雪割草
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今年は花芽が3個になったイワウチワ
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花芯が緑のラナンキュラスを配したアレンジ
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by mfthirano | 2007-03-12 10:09 | 春への前奏曲


富士と山中湖にいだかれる地に至福のナチュラルガーデンを求めて [MF GARDEN(塚原)のアクセスです] 画像をクリックして!
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