6月23日 庭を見ながら勉強できました
まだバラの咲きだす前の庭に
バラの専門家AさんIさんに見て頂く機会を得ました
「この庭は北海道と同じ咲き方です」
「バラにとって周りの宿根草の生育に負けない高さがあればいいんです」
「根が動き、水が茎に上がってこれが凍ると一気に枯れ込みます」
「個人の本格的なガーデンと言えるものが日本にも出てくるようになったんですね」
今年バラやブッドレアの枯れ込みにまいって バラは難しい
これだけやっても出来ない やり方が悪いのでは など思い悩み
枯らしたことに罪悪感すら感じていた私たちに
救いの一言 これ以上ない励ましの言葉を頂きました
20年前にバラクラに行って いつかこんな庭を作ってみたいと二人で話し
知らない花や好きな木を思う存分植えたり、きれいなバラを咲かせたい
と探し当てた富士高原のこの地です
こんなにも寒くバラの北限を超えているとは分らずに始めた庭つくりでした
そして今年体力の限界と さらには寒さに負けて気力もなえてきた中で
この一言に 言葉の大きさを感じたことはありません
まさに目からうろこ 発想の転換です
東京で良く育っている満開のバラに近づけたい 同じに咲かせたい
とばかり思って なんで、どうしてとバラにあれやこれや強制していました
もっとこの地に合った生き方、育て方で楽しめばいいんだと 思えるようになれたのです
今年4月、芽が動き出した時期に -10℃の日が続き
大きなバラの枝がたくさん凍って枯れ込み小さなバラになってしまいました
そういうバラの根元から新芽が噴出しているのを見て
「北海道と同じです」
「バラの新芽が周りの草に埋もれないだけの台木の高さが残っていればいいのです」
という指摘に 冬越しの仕方の基本がわかったと思います
宿根草があってのバラ バラがあっての宿根草
庭づくりでやってきた こうありたい庭、 華やかでほっとする庭、
談笑しながら味わえる深い庭、 という漠然としたものを
「本格的なガーデンが出て来た感じ」 と言い現していただき嬉しいです
オープンGの前から嬉しい来客が続いています
楽しい会話と準備に追われています
赤黒コーナー
白と赤のシャクヤク
クラリーセージ
アリューム シューベルティー
バラ アルバセミプレナ
メギとふうろ草ジョンソンズブルー
ブラキカムの寄せ植え