2月29日 この日がある年はオリンピックイヤーです
いよいよ山中の生活に戻ろうかという日に 北風は寒くて
何も手が付けられず ストーブで沸かすお湯で湯たんぽです
桃の節句から寒さが緩むようで 庭はそれからです
12月 クロアチアのプリトヴィツェ湖はもう紅葉は終わって
厳しい冬の装いで 山中湖の冬と同じように
木々は凍った雪の重みで小枝が折れ大枝は垂れ下がり
木肌は寒風に当たって荒れ 枯れたようになって佇んでいます
国全体が石灰岩 その岩の割れ目に根を伸ばし何百年も
生き続けてここまで成長して森をつくってきた様子が垣間見れます
青木ヶ原の樹海と同じ根っこと木枝の様相です
湖畔の陽だまりに見つけたのです 24日のクリスマスローズを!
山中湖のうちの庭に咲いていたクリスマスローズ(ニゲル)の本籍です
皆でわいわい写真を取り合いました (12月のブログの写真です)
夏の陽のもとの青い空と海というわけにはいきませんでしたが
ドブロブニクの城塞には何千年の争乱を刻みながら
何事もなかったようにオレンジの甍に包まれる美しさに感動しました
ソレント2泊してカプリ島とアマルフィー海岸です
百mはある切り立った崖と何千年と続く人々の営み
ローマ皇帝の別荘ともなったカプリ島の空中の町
断崖絶壁とはこれだと言うようなところに切り開かれたくねくねの道
小型車しかすれ違えない細い道をぐいぐい進むマイクロバス
上も下も見られません 衝突したら一巻の終わりです タダ前を見て
くぼんだわずかの地にへばりつくように立つ明るい建物と町
箱を積み重ねたような斜面の町に人々の営みが垣間見れます
繁栄したアマルフィーと海賊に襲われた時の崖の上の町フローレ
船での夜景を是非見たいなどと夢想します
楽しい旅でしたが体調を崩して一月いっぱい静養です
一月末から14万トンの船で西地中海クルーズです
海から見る朝夕の港の町並み とりわけマルタの要塞バレッタをぜひ
というわけでクルーズに参加しました
それは塩野七生さんの「ローマ後の地中海世界」を読んだからです
パレルモ バレッタ バロセルナ マルセーユ ジェノバ チビタベッキア
どの港もこの本に生き生きと活躍しているところが描かれ
観光の手引きになりました
もう遠いところまでいけるのはこれが最後と思いながら行って
すばらしい思い出と活力をもらいました
今年もオープンガーデンが出来る喜びを味わっています
庭の花枝を使ったアレンジ
春の花のアレンジ
今日の富士