4月12日 春先の長雨は草木の芽吹きにはWELCOME RAIN(慈雨)
それにしても春の嵐となって台風並みによく降り、50cm深の木桶は雨水でいっぱい
うちの庭はそれだけの雨でも流れず、浸み込んでしまう
ここは50cmの厚さに、宝永の噴火の火山砂が積もり、赤茶色になっている
その下には黒い火山砂の層があり、地下100mの水脈から水をくみ上げている
この富士砂の大地にバラを咲かせることが出来るのだろうか
富士によって300年かかって作られたこの土地に生えている
唐松や楢の木やこぶしや富士桜などの木々は
自らの落ち葉を栄養にして何年もかけて育ち、その中で山野草が芽を吹いている
この摂理に逆らってバラを植えるからには、”土作りの基本”から始めるという基本の基、
”十年かかって畑の土になりました”という言葉が少し分かってきたように思う
ともあれ、春の雨と暖かい日でここにきて草木がいっせいに動き出しています
春の庭は芽吹きを確認する喜びで満ちています
ここからあれが出る、と期待通りのもの、まだ出て来ない芽の心配
これこそ春の庭つくりの楽しみです
海抜500mの御殿場・秩父宮記念公園では今桜が満開
1040mのここ山中湖にはあと2週間でしょうか
フラワーアレンジ
スノードロップ
チオノドクサと水仙
アネモネプラダ
玉咲きさくら草
畑わさび
三つ又
馬酔木